埼玉県道路公社 50年のあゆみ
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2埼玉県道路公社50年のあゆみ近年では平成30年度から、つくばエクスプレス沿線市街地で人口急増エリアにある三郷流山橋有料道路の整備を進めていただいており、令和5年春の完成により周辺道路の慢性的な交通渋滞の緩和と地域間交流の促進が期待されます。埼玉県は、関越自動車道や東北縦貫自動車道などの高速道路が6本結節する日本でも有数の交通の要衝です。こうした強みを県内隅々にまで行き渡らせて、誰一人、どの地域も取り残さない埼玉を実現するためには、高速道路と有機的に結ばれた幹線道路ネットワークの構築が欠かせません。また、いつ発生してもおかしくない大規模災害に対応するため、橋りょうの耐震化や老朽化対策に加えて、ミッシングリンクの解消による幹線道路網の多重化など、災害に強い道路整備は大変重要です。公社の皆様におかれましては、今後とも、持続可能な本県の成長を支える強じんな道路の整備を進め、「日本一暮らしやすい埼玉」を実現するため、一層の御協力を賜りますようお願い申し上げます。結びに、創立50周年という大きな節目を迎えられたことを機に、埼玉県道路公社がますます発展されますとともに職員の皆様の御健勝と御活躍を祈念申し上げまして、お祝いの言葉とさせていただきます。埼玉県道路公社が創立50周年を迎えられましたことを心からお祝い申し上げます。埼玉県道路公社は、県内の経済発展に伴う交通需要の増大に対処するため、昭和46年9月に創設されました。創立以来半世紀にわたり、熊谷東松山有料道路(現:県道ときがわ熊谷線ほか)をはじめとする6路線の有料道路の建設・維持管理を通じて、県民生活の安全性の確保と地域経済の活性化の両輪で県土づくりに大きく御貢献いただいております。歴代役員をはじめ、職員の皆様の長年に渡る御尽力に対し、心から敬意を表し、感謝を申し上げます。知事祝辞

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