埼玉県道路公社
急ぐほど危険が増える、ゆとりの運転を

ETCシステム性能試験(定期点検)の実施について

2024.12.18

埼玉県道路公社が運営する三郷流山橋有料道路は、ETCを利用した新しい決済システム「ETCGO」※を導入しています。
ETCGOは車両に電波を照射して通信する必要があるため、正しく安全に運用するために定期的なメンテナンスを必要とします。
本年11月、埼玉県道路公社は首都高ETCメンテナンス株式会社協力のもと、「3D電界強度測定車」によるメンテナンスを実施しました。
3D電界強度測定車は、ETCの電波の状況を3次元で可視化し通信エラーが発生する箇所を特定する日本に数台しかない車両です。

メンテナンスの様子(2024.11)

点群データ測定による3次元モデリング(イメージ)

今後とも、埼玉県道路公社は、関係会社の協力のもと、安心安全な道路運営に努めて参ります。

ETCGOについて
高速道路におけるETC設備に比べ機器構成が少なく、コストを大幅に抑えて設置・運用できるため全国で初めて採用しました。
同システムは神奈川県道路公社でも利用されており、今後も他の有料道路事業や駐車場事業で導入が予定されています。

ETCシステム性能試験(定期点検)実施報告

三郷流山橋有料道路の料金所レーンに設置されているETCGO関連機器の動作確認等の性能試験を含む定期メンテナンスを行いました。
機器の定期メンテナンスの他、徴収員によるオペレーション、システム操作性や安全性などソフト面での改善点などを洗い出しました。
首都高ETCメンテナンス(株)によるETCシステム性能試験(外部サイト)

埼玉県道路公社からのお願い

ETCGOは、高速道路で使用されている通常のETCと比べて設置する機器数を圧倒的に少なくし、初期費用及び運用費用を大きく抑えた新しいソリューション(動画:外部サイト)です。
設置機器を少なくしているため、ETC電波照射範囲については通常のETCと比較し狭くなっています。料金徴収員の位置まで車両を前進させたうえ停止してください

料金所ブースに正しい位置への誘導案内を掲示しています。ご利用ください。

 

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